今日は
子どもがお菓子ばかりを食べたがり、取り上げるとかんしゃくを起こすので困り果てている
という方に向けて。
『子どもがご飯を食べずにお菓子ばかりを食べる』
というお悩みを抱えている方はとても多いです。
実際、私自身も、娘が小さい頃は随分てこずったものです。
では、どうやって解決してきたのかをご紹介します。
まず、大きなポイントとしては
『食べちゃダメは通用しない』
大人でも、食べたいものを禁止されたらイライラもするし、怒りたくもなりますね。
自分で『食べちゃいけない』と思っていても、我慢できずに食べてしまうこともあります。
ダイエットの失敗が良い例ですが、人は、食べたい気持ちを抑えるのはなかなかできないものです。
大人でもそうなのだから、子どもならなおさら。
なので、お菓子を食べたい!と言い出したら、少しでも欲求を満たしてあげるのが大事なのです。
「じゃあ、今はこれだけね」
「〇時になったら食べようね」
など、食べてはいけないと否定するのではなく、これだけならいいよ、いつなら食べていいよ、と食べる事を公定するのです。
最初のうちは、これだけね、と言っても、もっともっと!と要求が激しくなったり、〇時までは待てない!と駄々をこねる事もあると思いますが、根気よく、じゃあ、これだけだよ、を繰り返してください。
また、袋のままあげるのではなく、お皿に少量盛って出すのも良いですね。
お皿が空になるのを、目で見て理解できますから。
少しだけでも欲求を満たしてあげるのが大事なのですが、お菓子をあげてもあげても『もっともっと!』となってしまう場合は、食べるものの質を変えるのも方法です。
果物をすぐに食べれる状態に切っておき、常備。
スナック菓子を欲しがっても、間に果物を挟む、などして、少しずつお菓子の量を減らすのも一つの方法です。
自家製の簡単スナックを作るのも良いです。
〇スライスチーズをクッキングシートに乗せ、レンジでチンするだけでパリパリチーズスナックに
〇ビー玉くらいのご飯をラップで挟み、麺棒などでつぶす。それを少量の油で揚げて、めんつゆなどを絡めれば、簡単あられ
〇乾燥パスタをオーブントースターで色が変わるまで焼けば、ポリポリ食べれるスナックパスタに
などなど、思い立ったらすぐにできるおやつもたくさんあります。
食べるものの質が変われば、ママの気持ちも少しは楽になります。
ここで要注意なのが、手作りだから良い、と毎日せっせと、クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子やケーキを作るのはNGです。
いくら手作りでも、たっぷりの砂糖などが入ったおやつは時々にしてください。
話は戻りますが、“ほんのちょっと欲求を満たす”を繰り返しても、それでもお菓子を食べたがって困るときは、一層の事
『死なないから大丈夫』と割り切ることも大事です。
実は我が家の娘も、朝起きた瞬間からお菓子お菓子とうるさい時期があり、最初のうちは、ちょっと欲求を満たす、を繰り返していたのですが、
朝から子どもにつきっきりになるわけにもいかないし、いくら欲求を満たしても駄々をこねる娘にお手上げ!
なので、朝ごはんはお菓子でもいっか、と割り切りました。
『えー!ご飯を食べずに菓子ですか?』
と言われそうですが、だって、仕方がないです。
何を言っても何をしても、収集が付かなかったので。
でも、割り切ったらすごく楽になったし、子どもも欲求を満たされ満足したのか、お菓子欲しい攻撃は、いつの間にやら終わり、気づけば、ちゃんとご飯を食べるようになっていたのです。
きっと割り切ったおかげで、親である私の態度が変わったことも大きな要因だったと思います。
こっちが「え!またお菓子!いい加減にして!」とイライラしていると、それが伝わり子どももイライラし、余計に駄々をこねます。
そして、思う存分欲求を満たしたおかげか、中学生になった現在、お菓子にはあまり執着がなく、スナック菓子やアイスも好きだけど、丸々一つは食べきらずに、自分でセーブして、少量で満足できる体になっています。
人は欲求が満たされないとどんどんその気持ちがエスカレートしますが、思う存分満たされると、執着がなくなるものです。
お菓子を食べたがるのも一時の事。
その時は、我慢をさせすぎず、ちょっと欲求を満たすを心がけてみてくださいね。
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