手作りにこだわるよりも

食の豆知識

今日は

お子様のために頑張って料理を作っているけど、ちょっとお疲れ気味の方に向けてお伝えします。

 

近年、SNSの発展により、食の安全問題の情報が沢山流れてきます。
それらを見ていると

「市販のものは危険!」
「添加物や農薬は摂取してはいけない!」
「やっぱり、手作りこそ安全よね」

という気持ちになりがちです。

 

また、Instagramでは、まるでお店のような夕食の投稿などが目に入り

「こんな素敵な料理を作れない私はダメ人間」
「私も、毎日の料理を頑張らなきゃ!」

と焦ることもあります。

 

そこで、レシピサイトを検索して、毎日せっせと手作りを頑張る方も多いのではないでしょうか?

でも、手作りは、時間もかかるしお金もかかるし
せっかく作ったのに、家族が食べてくれなくてがっかり
なんてこともしばしば。

 

そのうち自分も疲れてくるし、家族が食べてくれなくてイライラ。

しまいには
「なんで!あなたのために一生懸命作ってるのよ!」

と、食べてくれない夫や子どもに怒りをぶつけたり、市販品(特にだしの素など)を使う私はダメなのだと、自分を責める方もおみえです。

でも、ちょっと考えてみてください。

全て手作りをする
完璧な料理を作る
=子どもにとって素敵なママ

なのでしょうか?

 

私はそうは思いません。

なぜなら、子どもの食で大事なのは
『何を食べるか、よりも、どう食べるか』

なのです。

 

このブログを読んでいる方は、どちらのママがうれしいですか?

<食にこだわり有り 手作りこそが大事だと思っているママ>

しっかり食べなさい!
今日もバランスを考えて作っているんだから!

 

 

 

 

もう!なんで食べないの!一生懸命作ったのに!

これは体にいいのよ!

 

 

 

こんなもの食べちゃダメでしょ!
お母さんが作ったおやつがあるんだから、それを食べなさい!

 

<手作りにはこだわらず、食事は楽しくしたいと思っているママ>

今日は忙しくて、スーパーの総菜だけど、これおいしいよ。
明日はちゃんと作るけど、何が食べたい?

最近は肉ばっかりだから、野菜たっぷりのものがいいよね

 

 

ハンバーガ―食べたいの?毎日はダメだけど、たまにはいいよ。

じゃあ、今度のお休みはみんなで食べに行こ♪

おやつ買ってあるよ。あっ!でも、食べ過ぎはよくないから

1日2個までね。お母さんも食べちゃおっかな。

 

食は体を作るものですが、心も作ります。
それを忘れて、健康ばかりに目を向けると、どんどんストイックな食事になりがちに。

手作りすれば、市販のものよりも体に良いものが作れるかもしれません。

でも、人は頑張って作れば作るほど、『食べてほしい!完食してほしい!』と思ってしまうもの。

でもね、どんなに健康でも、毎日お母さんがガミガミしているような雰囲気では、子どもの心が疲れてしまいます。

どんなに健康な食事でも、食べるときの雰囲気が悪いと本末転倒なのです。

 

もちろん、料理が大好きで、手作りするのが楽しい方は良いのです。

 

でも、『楽しい!』よりも、『作らなきゃ!』という気持ちの方が強い場合は、無理をしなくて大丈夫です。

 

忙しかったら総菜に頼っていいし、おやつも市販品で良いのです。

 

もちろん、高脂肪・高カロリーのものばかりではいけませんが、
総菜を買う場合は、肉だけでなくサラダやおひたしも買う
など、ちょっとした工夫をすれば良いです。

 

もう一度お伝えしますが、子どもの食で大事なのは
『何を食べるか、よりも、どう食べるか』

これを忘れず、食事は楽しくを心がけてくださいね。

 

 

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